6月28日、JOBAソウル校内で小学生対象の「工作教室」を行いました。
先月の理科実験教室で、イベントを大好きになったJOBAっ子たちを中心に、多くのお申し込みがありました。ただ、今回は工具等の都合上、定員を12名とさせていただきました。
今回の工作教室のテーマは、「100円ショップにあるものでギターをつくろう」です。韓国にも日本の100円ショップ「ダイソー」があります。(韓国では、1,000ウォンショップになっています。)本当に、100円ショップにあるものだけでギターがつくれるのでしょうか?
担当の先生が、ギターを弾きながら登場して、工作教室スタート!「今からこんなギターをつくるのか!」みんな期待が高まります。
1.「やすりがけ」
事前に準備してあったのは、すべて100円ショップで用意したものです。おもに、木材を使っていきます。まずは、各部分の木材がそれぞれきちんとはまるように、きれいにやすりがけをします。
金属やすりは、あまり使い慣れていないようでしたが、みんな上手に使えました。作業に遅れている下の学年の子を、高学年の生徒がお手伝いしてあげる姿が印象的でした。
2.「接着」
ギターのネックとなる木材と、ブリッジとなる木箱を、瞬間接着剤でくっつけて組み立てます。
だんだん形がギターに近づいていきます。しかし、瞬間接着剤を使うのが初めてのJOBAっ子たちは大苦戦。一部JOBAっ子は、指についてしまうハプニングもありましたが、手につかないよう慎重にていねいに作業を進めます。
3.「弦はり」
釣り糸をねじに結び付けた上で、ギターに張っていきます。ちょっと大変な作業なので先生たちもお手伝い。弦が張れた途端、みんなうれしくて弾きまくりです。
チューニングをしてドレミの音階が出るように調整をするとオリジナルギターが見事に完成しました。
最後はみんなで先生の沖縄民謡の演奏を聞いて工作教室終了!
参加した生徒は、皆さん「楽しかった!」とギターを弾きながら帰っていきました。みんな気分は、すでに路上ミュージシャン!ノリノリでした。
便利な時代になっているものの、工作は子供たちにとって重要な作業です。海外にいると危ないものから遠ざかってばかりで、なかなか工具や木材にふれる機会が多くないものです。ただ、今回のイベントはそんな子供たちにとって、よい経験になったのではないでしょうか。そして、JOBAの先生たちは次の企画を考えます。後片付けをしながら・・・